体外受精(胚移植のみ)の症例
27才で結婚した当時、仕事が楽しく子供はもう少し後でもと考えていました。
30才を前に少し不安になり婦人科に通い出し、
色々検査し原因も不明のまま、人工授精まで試みました。
2年程頑張りましたが妊娠には至らず、治療がしんどくなり止めてしまいました。
子供を望む一方で、やりがいのある仕事を辞める勇気もなく
ストレスをため込む日々を過ごし38才になってました。
年齢のことも考え夫婦で話し合い、一転仕事も辞め、
妊活に重点を置く生活を決意し、体力作り、食事を見直し、
新しい婦人科へ通い出す決心をしました。
38才という年齢の事もあり、その婦人科では初めから体外受精をお願いしました。
7月から婦人科に通い出し、検査後10月に採卵し12個の卵が採れ
6個が胚盤胞まで成長し順調でしたが、
11月12月と行った2度の胚移植では妊娠に至りませんでした。
チョコレートのう腫は有るものの、その他は妊娠出来ない検査結果では
ありませんでした。
その時、色々調べ精神的に弱い私に鍼治療が良いのではないかと考え
柚鍼灸院にたどりつきました。1月から毎週鍼治療に通い、
先生の指導を受け実行し、2月末の胚移植で妊娠することが出来ました。
短期間では有りますが、鍼をするようになり、
体だけではなく気持も穏やになった結果だと思います。
妊娠してからも酷いつわりやチョコレートのう腫の摘出と難題は有りましたが、
妊娠後も鍼治療に通い元気をもらい現在妊娠8ケ月です。
39才の出産で不安もありますが、あと少し鍼治療にお世話になり、
元気に出産したいと思いますので宜しくお願いします。
H.N さん 初診時年齢38才
(主婦)
初診日 H27.1.15
「当院の不妊治療の方針と考え方について」