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「ささない鍼」で治してください(子宮筋腫)

K.Iさん 年齢39歳 職業 会社員

初診日 平成28年8月12日 
記載日 平成28年11月18日 (施術回数10診目時点)

主訴(初診時に治して欲しかった症状)
子宮筋腫・7年ほど前に見つかり、年に一度、婦人科で見てもらっていました。とうとう、こぶし大になり、もう少し大きくなったら手術したほうがよいとすすめられました。

来院のきっかけ
手術するほどの体の不調は感じなかったし、手術しても再発の可能性もあることから、手術のほかに、筋腫を小さくする、もしくはこれ以上大きくしない方法はないか、インターネット等で探しました。
ちょうどそのころ、友人が別の鍼灸院に通っていることを聞き、会社帰りに行けそうな鍼灸院をさがし、できれば女性の鍼灸師さん、ということで、漢方柚鍼灸院に出会いました。

実際に鍼を受けてみてどうだったか
鍼灸院で治療してほしいと思いながらも、まだ、針をさすことには抵抗があり、初回だけでも、ささない針をしてほしい、とお願いしました。先生は、驚きながらもいやな顔せず、よく子どもにおこなうという、ささない針をしてくださいました。
先が丸い太めの針をお腹にあて、小さな木槌のようなもので、数回、こんこん、とたたきます。最初は半信半疑でしたが、一度目の施術で、冷えていたお腹まわりがあたたかくなりました。週1回程度、2ヶ月ほどの通院で、足のむくみもおさまり、顔色もよくなりました。

当院や鍼灸、東洋医学に対する印象など
鍼灸院というと近づきがたいイメージでしたが、漢方柚鍼灸院は明るいインテリアで、入口のガラスのドアから、中の待ち合いの様子が分かるようになっています。先生方も話しやすく、私自身、柚鍼灸院に通うことは、自分の体と向き合う貴重な時間になっています。
子宮筋腫のほうは、柚鍼灸院へ3ヶ月ほど通った後、半年ぶりに婦人科でみていただきましたが、大きさは現状維持でした。ただ、体調は改善され、初回治療時はむくんでることに気づかないくらい、むくんでいることが普通だった足が本来の細さになり、肌も本来の(?)色とつやを取り戻しました。初回の治療より、ずっと「ささない針」のみの治療です。

その他何でもどうぞ
最初は、子宮筋腫がこれ以上大きくならなければいい、と思っていましたが、鍼灸の効果を体験したことから、子宮筋腫が小さくなればいいなあと欲ができてきました。今のところ、「ささない針」のみの治療ですが、必要に応じて、お灸や、「さす針」など、先生と一緒に挑戦していきたいです。

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当院では夢分流打鍼術の現代版「北辰会・蓮風打鍼術」での治療を行っています。鍼先は丸く、皮膚に刺入せず、触れるだけの治療で、妊婦や子供、敏感な方に適しています。




by yu-shinkyu | 2016-11-21 11:32 | 婦人科疾患・不妊治療

刺さない子供の鍼

お母さんが育児疲れで精神を患い、一時施設に預けられていた5才の女の子Yちゃん。
一見気丈に明るく振舞っていますが、目つきは鋭く怒っているようで、時折表情に幼児には見られない陰があり、激しい言動で同年代の子供に威圧的になったりすることもありました。

母子ともに治療を始めて4か月。
お母さんには精神安定の毫鍼を1本、子供には打鍼といってお腹を叩く刺さない鍼で治療しました。治療を重ねるごとに、子供に愛情を注ぐ余裕がなかったお母さんも少しずつ安定し、Yちゃんも徐々に本来のくったくのない子供らしさを取り戻していきました。

途中、お母さんに今まで甘えられなかった反動で、自分の腕を内出血するほど噛むという自傷行為が見られましたが、それもお母さんに「今まで我慢していた感情が、外に出てきているから、赤ちゃんのように、いっぱいいっぱい抱きしめてあげてください」とお願いして、段々とおさまっていきました。

今はほとんど鍼をしなくても元気に過ごしているYちゃんですが、先日幼稚園の先生がこんなことを言っていたそうです。

「Yちゃんは今までお絵かきをしても、黒くて小さい絵しか描かなかったのに、最近は色んな色をつかって、伸び伸びとした絵を描くようになりましたよ」

絵はその人の深層心理を表します。Yちゃん、安心してやっと心が解放されてきたんだなぁと嬉しくなった症例です。(院長記)

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by yu-shinkyu | 2016-11-08 12:52 | 精神疾患