2021年 09月 07日
心の声のままに
M・Iさん
24歳 女性 会社員(事務職)
初診日:令和3年6月19日
記載日:令和3年9月6日(治療回数11回目時点)
動悸が強く感じることが多くて、心療内科でお薬をもらってはしんどくなった時に半錠飲んだりしていました。でも、どこかいつまで薬に頼っていけばいいんだろう...と疑問をもっていました。薬では安心薬的な感じでしかなく根本的に治したいと思うようになりました。
本屋さんに行って動悸パニック発作関連の本を色々勉強しようと思い見つけた本に、私と同じように悩んでいる人の内容の本を読みました。(その人は)鍼灸院のことが書かれていてそこに通ったことで少しずつ良い方向に改善され元気になったという話でした。
私はその本きっかけで近所で雰囲気の良い鍼灸院を見つけました。少しでも良くなるならと思って2ヶ月弱通って治療を受けました。実際に鍼をする前と後で気持ちが自然に楽になって安心感、癒しという感情になりました。その度に鍼からも治療して下さった院長先生からも沢山元気エネルギーのようなものをもらえている感じがしてとっても良かったです。
鍼灸はただ鍼をするというすごくシンプルな治療だけど私は想像していた以上に、心と体の強いつながりを感じました。"心の声に素直に"というのが初めの治療で言われたお言葉で、とっても強く記憶に残っている言葉です。
通いながら漢方の知識や体の健康本など沢山本を読み勉強して自分の体をちゃんと知って自分の心の声のままにマイペースに楽に少しずつ生きれるようになりました。
自分の体が不調になったことで日々の行動とか思考とか今までの自分を見つめ直せるきっかけにもなった気がします。これからも日々起きる心や体の変化の波に対して一喜一憂せず上手く受け入れてゆっくり心の声のままに付き合っていこうと思います。
☆院長より一言☆
初診時は不安がいっぱいで、治療室では私の言葉に涙をポロポロ流しておられたIさん。どうなることかと思いましたが、私と音楽の趣味も似ていたり、ラインでの悩み相談なども功を奏して、どんどん元気になってくれました。デリケートな性格の方は感情が揺れやすく、それに翻弄されやすいですが、それはお天気のようなものでもあるので、あまり気にし過ぎもよくありません。これからも自分の個性とうまく付き合いながら、運動もして体を鍛え強く生きていけますように


by yu-shinkyu
| 2021-09-07 10:47
| 精神疾患